木工作家 克工房(かつこうぼう) 【Goods & Crafts】
みなさんこんにちは!
C.COUNTLYの笠原です。
以前のブログでもちらっとご紹介しました木工作品。(ようやく・・・ 2016.6.10)
少し間が空きましたが、詳細をご紹介いたします。
克工房(かつこうぼう)
千葉県鴨川市の工房にてカトラリーを中心に製作されている作家さん。
毎日使うもの=日用品 だから
手に馴染むものを使いたい
手彫りならではの繊細さと
どこか温かみの感じられる粗野感
そこから生み出される口当たりの良さを感じてみてください
スープスプーン ¥2300(+tax) sold out
縦:18cm 横:4.8cm
欅(ケヤキ)を使用したスプーン。
贅沢な木材の使用、柄尻からの曲線が、職人技術を存分に表現し
より一層拘りを感じさせる作品です。
欅:ケヤキは強靭で狂いが少なく耐朽性にも優れているという実用性の高い特徴を持ち、外見的にも木目が力強くて美しい事から古来より日本国内で最良の広葉樹として扱われる。
カレースプーン ¥2200(+tax) sold out
縦:23cm 横:3.6cm
桜(サクラ)を使用したスプーン。
一見シンプルでありながら
柄の幅と先の楕円型は、食べ物を口に運ぶ際の
利便性を考え抜いた設計。
桜:高級家具や彫刻材、器を主な用途とする高級木材。美しい木目もさることながら、独特の匂い立つような色味が美しいサクラは、磨くと光沢がでるばかりなく、年を経るにつれて質感も色味も深みが増してきます。
カレースプーン ¥2200(+tax) 左のみsold out
縦:21.5cm 横:4.1cm
桜を使用したスプーン。
柄の形は、手の指に馴染むことを最大限に考えた形状。
指先が吸い付くように引き込まれる柄は
熟練された職人だからこそ表現できる技術。
名前の通り、カレーに最も適したサイズです。
ボウル ¥5000(+tax)
縦:18cm 横:13cm 高さ:6.5cm
楢(ナラ)を使用したボウル。
もともと強度の高い楢をここまで厚く仕上げることで、木そのものの武骨な表情が。
ただ、そこに精巧な楕円の曲線を作り上げることで、武骨だけでは終わらせない秀逸な作品。
これで煮物を食べたい。
楢:裂けにくく硬いのが特徴の木。江戸時代の日本においてはその性質から、当時の裂いて製材するという方法では加工が困難だった為、利用を避けられていた木材でしたが、その後、大型の製材機が普及した事で製材が容易になり、硬くて強度のある良材だという事が分かり、広く利用されるようになりました。
銘々皿 ¥4200(+tax)
縦:14.5cm 横:21.2cm
屋久杉(ヤクスギ)を使用した銘々皿(めいめいざら)。
取り皿としての実用性はさることながら
屋久杉の笹目模様や、皿の縁につけた傾斜が見た目にも美しい器に。
屋久杉:屋久島の杉の中でも樹齢1000年を超えるものを「屋久杉」と呼びます。木目が大変に鮮明で上杢の笹目模様がでている事から格別の美しさがあり、複雑な木目でも狂わないという特徴があります。
一輪挿し ¥8400(+tax)
縦:17.5cm 横:8.5cm
玄圃梨(ケンポナシ)を使用した一輪挿し。
美しい曲線と木目の相性が最高に良い。
シンプルに飾ることを徹底的に追及した無駄のないフォルム。
玄圃梨:中程度の強度があり、小物などに使われることの多い木材。
乾燥中に割れや反りが出やすい為、注意深く行う必要がありますが、乾燥が終わると狂いの少ない、比較的、安定した木材となります。
加工についてはノコギリなどで行う切削加工も容易で、カンナなどで仕上げると表面に光沢がでる為、美しい仕上がりを得る事ができます。
盛皿 ¥6700(+tax) sold out
縦:20cm 横:46cm
橅(ブナ)を使用した盛皿。
重厚感のある木の表情に合ったサイズが魅力的な一枚。
サラダやカルパッチョなどを盛ってもよさそうです。
橅:ブナの木は木材としての優秀さに加え、保水力の大変優れた樹木であり、その実が動物の餌になるなど森にとって良い効果をもたらす為、昔から森の豊かさを象徴する木でもあります。
材質は硬くて粘りがあり、弾力性があります。また、曲げに強いのも特徴です。
克工房の作品。
手に取ることで、使い心地のイメージができるものばかりです。
是非一度、ご覧下さいませ。